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2008年6月17日の中国外交部姜瑜・報道官の定例記者会見
2008/06/18

 

 2008年6月17日の中国外交部姜瑜・報道官の定例記者会見のうち、日本関係の一問一答は次の通り。

 問 最近、中日双方は東海問題で重要な進展を収めたが、日本と台湾の間では釣魚島問題で衝突が起きた。中日双方は東海問題協議の際、主権にかかわる係争問題に触れているのか。日本と台湾の釣魚島に関する係争をどのようにみているか。

 答 中国政府は日本の船が釣魚島海域で中国台湾の船と衝突し、沈没させたことに強い関心を寄せている。われわれは先ごろ、これについて原則的立場を表明した。ここで釣魚島とその付属島嶼は古来、中国固有の領土であり、中国は争う余地のない主権を有していることを再び強調したい。われわれは日本が釣魚島付近海域での不法な活動をやめ、同様の事件の再発を防止するよう求める。

 中日双方は、東海問題協議で合意すれば、適時に公表するだろう。私が強調したいのは、双方は東海を平和、協力、友好の海にするという両国指導者の重要な共通認識に従って問題を適切に処理すること、結果は互恵・ウィンウィン(共に勝者になる)のものになるということだ。私は、東海問題に対する中国の一貫した主張と立場は変わっていないことを改めて表明したい。

 問 日本側は、台湾の巡視船が釣魚島海域の日本「領海」に進入したと言っているが、中国のコメントは。福田首相は日台双方が船舶衝突問題を冷静に処理すべきだとしている。メディアの報道によると、馬英九氏もこの紛争を平和的に解決することを希望すると言っている。こうした発言をどう見ているか。

 答 さきほど、この問題に対する中国側の原則的立場を述べた。われわれは日本が釣魚島付近の海域での不法な活動をやめ、同様の事件の再発を防ぐよう求める。

 問 あなたはいま、東海の境界線問題に対する中国の立場に変化はないと言ったが、それは日本が中国の立場を受け入れたことを意味するのか。日本の自衛隊艦艇が今月訪中するが、具体的な期日を確認し、予定を紹介してもらえるか。

 答 私はさきほど、東海問題に対する中国の一貫した主張と立場は変わっていないと説明した。春暁油ガス田は完全に中国の主権的権利の範囲内にあり、共同開発とは無関係だ。東海の境界線問題で、「中間線」を認めない中国の立場は変わっていない。中日双方が東海問題協議で合意すれば、適時に公表されるだろう。

 日本の海上自衛隊艦艇の訪中について、主管官庁は国防部である。両国指導者の共通認識に基づき、6月下旬に日本の海上自衛隊の艦艇が訪中する。これは2007年の中国海軍ミサイル駆逐艦「深セン号」の訪日に対する答礼である。われわれは日本艦艇の今回の中国訪問で両国防衛官庁の交流と協力が促進され、両国人民間の理解と友誼が増進されるよう希望している。

 問 あなたのさきほどの回答は、中日の東海共同開発の対象、範囲が双方の法的主張と関係ないことを示すものであるのかどうか確認したい。

 答 現在、双方は細部について協議しているところであり、合意すれば、われわれは適時に公表するだろう。あなたが出した問題は、合意内容が発表されればはっきりすると思う。もう少し辛抱強く待っていただきたい。

 

 



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