| 季節風アジア地域研究計画が正式始動 |
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| 2006/01/11 |
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中国の提唱による地球全体の変化研究分野で初の大きな国際協力プロジェクトである季節風アジア地域集成研究計画が9日、正式に始動した。北京の中国科学院大気物理研究所にはこのプロジェクトの事務局が設けられている。 国際プロジェクト事務局初代主任となったオランダ国籍の科学者フリッツ・デフリース博士が始動式であいさつし、「この計画の科学的目標は、アジア季節風地帯における人類の活動と大気・陸地・海洋変化の相互作用の関係をより良く把握し、この地域の変化の動向に関する予測的見解を示し、アジア地域の持続可能な発展に科学的根拠を与え、政府関係省庁に対策と提案を示すことである」と述べた。 会期3日の季節風アジア地域集成研究計画第1期科学指導委員会も9日開幕した。同委員会は地球全体の変化を研究する4大国際計画の代表および中国、日本、韓国などアジア諸国の科学者計20余人で構成されている。中国科学院院士で、中国科学院大気物理研究所研究員の符淙斌氏が同科学委員会の主席に就任した。 4大地球変化研究計画とは、世界気候研究計画、国際岩石圏・生物圏計画、国際地球環境変化人文要因計画、生物多様性計画のことで、これらが地球の系統的科学連盟を構成している。現在、世界には4つの代表的大型地域集成研究国際計画がある。それはアマゾン川流域広域生物圏―大気圏実験、地中海計画、アフリカ季節風多分野学術研究計画、季節風アジア地域集成研究計画などである。 アジア地域は世界の60%の人口が居住する典型的な季節風地帯である。季節風気候はアジア地域の水資源と水循環で重要な役割を果たしている。5000余年の文明史を持つアジアは、地球上で人類の活動が最も活発な地域の一つである。このため、季節風アジア地帯はおのずと自然の変化と人類活動の両方の影響を受けるきわめて顕著な地域となっている。 季節風アジア地域集成研究計画科学委員会と国際プロジェクト事務局は、科学計画と執行計画の策定を進めており、11月に公表される予定。このほか、科学者らは世界的範囲で科学研究プロジェクトの組織と申請を進め、研究計画に関連する世界および中国のいくつかの科学研究プロジェクトへの支援、一連の大型観測・科学研究活動の展開を予定している。 (北京1月9日発新華社)
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