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青海湖の湖畔で中日共同の砂漠固定実験
2007/05/20

 

 青海チベット高原東部に位置する青海湖の湖畔で新しい砂漠化防止・砂漠固定技術の実験が進められている。研究者によると、この技術を中国で実験するのは初めてで、成功すれば、三江源地区と青海チベット鉄道の砂漠化防止・砂漠固定事業に広く応用される。

 この技術は砂漠を固定し、植生を回復するもので、日本JCK株式会社研究所が開発した。現在の実験は青海省水利水力発電科学研究所と共同で行われている。

 青海省側の李潤傑研究員によると、この技術の実験が中国で、しかも屋外で行われるのは初めてで、青海チベット鉄道と三江源地区の砂漠化防止・砂漠固定事業に向けた中間試験(実証試験)でもある。李研究員をリーダーとする研究グループはすでに実験室で小規模な実験を行い、成功している。

 JCK研究所所長で在日中国人博士の呉智仁氏は、日本には砂漠はないが、砂漠化防止・砂漠固定技術は世界一流だとしている。同研究所が開発した技術の基本原理は化学薬剤によって砂を「凝結」させてゴム状の固体にし、固定化するもの。

 まず砂漠に草の種と化学肥料をまき、水をやってから、薬剤を表面にまく。20秒後、砂漠の表面が凝固し、1―2時間で完全に固まる。凝固した後は人が自由に歩くことができ、砂漠固定の効果に影響を与えることはない。15日前後で草が生えだす。

 李研究員の説明によると、使用する化学薬剤は毒性や副作用はない。砂がゴム状になると、水は浸透する一方、蒸発が防止され、水分が保持される。草が生長する過程で、薬剤の化学物質は徐々に分解される。

 関係の資料によると、中国の土壌流失面積は356万平方㌔、砂漠化した土地は174万平方㌔に達している。対策がとられ、砂漠化の勢いは鈍化してきているが、北部の乾燥、半乾燥地帯では依然として、かなり広い範囲で砂漠化がみられる。

 (西寧5月19日発新華社)

 

 



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