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中国で西田龍雄氏の西夏学研究の代表作刊行へ
2006/11/28

 

 中国の「西夏研究」出版計画に基づき、日本の学者、西田龍雄氏の西夏学研究の代表作が中国社会科学院出版社から刊行される。

 西夏学の著名な学者、李範文氏によると、西田氏は1950年代末から西夏文化の研究を始め、99年12月に日本政府から最高の学術栄誉称号を受けた。今回出版されるのは西田氏の代表作「西夏語研究」上下2巻で、上巻は西夏語研究の発展、西夏語再構成の方法について述べている。付録(一)は「凉州感通塔碑文」の解説、付録(二)は西夏文字と漢字の有名な辞典「番漢合時掌中珠」の解説。下巻は西夏文字の分析、西夏語の文法、西夏語の仏典について述べている。付録は西夏文字小字典で、西夏人がつくった韻書「同音」にある文字について、その発音と意味を解説し、字形を分析している。

 今回の出版計画は寧夏回族自治区政府が資金援助し、寧夏社会科学院が中心になって進める。李範文氏が監修を務め、中国社会科学院出版社から刊行される。

 西夏王朝は中国の歴史上、重要な少数民族政権で、都を現在の寧夏の銀川市に置き、西暦982年から1227年までの246年間、栄華が続いた。しかし、現在残っている西夏文化の遺跡や遺物、芸術はわずかで、中国の歴史上の謎となっており、西夏学研究は世界的にも難しい学問とされている。

 (銀川11月27日発新華社)

 

 



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